天に近いところにと、最上階に造られたのが、出雲神社の御霊をまつる独立型神殿である【八雲の宮】。嫁ぐ娘に、思いをこめて母が花嫁支度の仕上げをする「紅差しの儀」、両家の水をひとつに合わせる「水合わせの儀」など、日本古来のならわしに沿った、家族と家族をつなぐ儀式の数々に、結婚することの決意と喜びがあらためて胸にせまる。
神殿を一角にする日本庭園では、青空に緑が映える中でのロケーションフォト撮影もおすすめ。
たおやかに美しい白無垢に身を包み、彼とふたり、厳かな「三献の儀(三三九度)」で誓いを交わそう。
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[天井高]3.8m 日本庭園/バリアフリー |
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揚げられた大しめ縄が、出雲大社を思わせる【八雲の宮】。太鼓の音が鳴り響けば、それが入場の合図。花嫁行列のように、親族が並んで入場する「参進」で、ヒノキの香りがやさしく漂う神殿へと進んで。